木造

柱やはりなどの主な構造部分を木材で作る建築物のことです。軽いので土地に影響を与えにくいことと、耐震性に優れていることが特徴とされています。しかし、部材が変形しやすいなどといった不利な点も多く、規模には制限があります。解体 […]

ベタ基礎

建物の底面全体に鉄筋コンクリートを敷き詰め、基礎にしたもの。布基礎に比べて撤去するコンクリートの量が多いので、解体費用は割高になります。 ※関連用語⇒布基礎

プレハブ

「前もって組み立てる」という意味の「prefabricated」を和製英語にし、このように呼ばれています。柱、壁、床といった建築部材を、工場で生産し、現場で組み立てた建築物のことです。また、安定した品質かつコストも安いの […]

布基礎

建物を支える逆T字型の鉄筋コンクリートの基礎。木造住宅によく使われています。 ※関連用語⇒ベタ基礎

長屋(ながや)

長屋とは玄関や階段・廊下を共用ていない2戸以上の住宅が連続している建物の事。二軒長屋の場合、「ニコイチ」、などとも呼ばれています。 ※関連用語⇒切り離し解体

トタン

亜鉛メッキの薄い鋼板で、建築資材に使われているものを指します。屋根や外壁に使われている場合、7~8年で塗替えをしないと錆が発生し、長期間そのまま使用していると穴があいてしまうこともあるようです。長屋の切り離し解体をおこな […]

鉄筋コンクリート造

「Reinforced Concrete」の頭文字をとり、「RC」と呼ばれています。鉄筋で骨組みを、そしてその周囲をベニヤなどの型枠で囲み、そこにコンクリートを流し込んでつくられた建物のことをいいます。耐震性、耐火性に優 […]

土壁(つちかべ)

土を塗り固めてつくられた壁。「小舞(こま)」と呼ばれる竹で編んだ下地に藁すさ入りの土を両面から塗りつけられているのが一般的です。日本古来の土蔵(どぞう)など、土壁の建物を解体する際は、土壁の土を落とす作業にかかる手間と、 […]

ツーバイフォー

別名、木造枠組壁構法とも呼ばれ、北米発祥の建築工法で、2インチ×4インチ(とその倍数品)のみを用いた壁で構造を支える工法。釘なども規格化されており施工が比較的容易で、かつ耐震性に優れているというデータもあります。しかし、 […]

厨子二階(つしにかい)

天井の低い2階部分がある造りのこと。「中二階(ちゅうにかい)」とも。明治後期まで建築されていた様式で、京町家に多く建てられたようです。当時は、町人が武士を見下ろすことがないように、本格的な二階建てが建てられる事はなかった […]

懸造(かけづくり)

家屋の建築法のひとつで、崖などの斜面にへばりつくように建物を建てること。崖の上から建物に入るような造りの、日本独特の建築方法ですが、こと解体工事に おいては急斜面で重機が使えず、廃材の落下を防ぎつつ搬出をしなければならな […]

下屋(げや)

主となる屋根より低い所にある屋根とその下の空間のこと。屋根は片流れの形状が一般的で、縁側や物入れ、トイレなどがつくられる事が多いようです。 ※関連用語⇒上屋(うわや)

上屋(うわや)

一般的には施工中の建物を雨などから保護するための仮の屋根のこと。 解体工事では建物の基礎以外の建物を上屋とも呼びます。 ※関連用語⇒下屋(げや)