解体業者見極め術

ごつい男性のイメージを持たれがちな建設業界ですが、その中でも女性が活躍している場面は少なくありません。解体業界でも事務から営業、または現場で働く女性スタッフもいるのです。女性のスタッフが多くいる会社はいい業者という見極めのポイントです。では女性がいるといないとではどういう違いがあるのか見ていきます。

先読み!この記事の結論

  • 女性がいることでバランスが良くなる。
  • 女性の施主様にも安心してもらえる。
  • 組織体制がしっかりしている

<目次>

  1. 女性の営業担当がいる会社
  2. 女性の職人がいる会社

女性の営業担当がいる会社

多くの解体業社が男性の営業担当者を抱えていますが、そのなかで女性の営業担当者がいる会社もあるのです。まだまだ女性の営業担当者は多くはありませんが、今後はもっともっと増えていくことでしょう。

事実として解体業界はまだまだ男性の比率が圧倒的に高く(そうでない会社もある)、女性がいても事務員の方というのがほとんどです。そんな中で、女性の営業さんがいる解体業者はおススメです。特に施主さんが女性の場合、男性の営業担当には聞きにくいことや、言いづらい場合もあるかと思います。そこで女性の営業担当であれば気兼ねなくお話頂けるというお声も実際に多く耳にしました。

 もちろん男性でもしっかり細かく対応してくれますし、わからないことは丁寧に説明もしてくれます。ここに関しては決して能力の問題ではなくて、話しやすさ、フィーリングです。施主さんも解体業者さんも互いに人間同士ですから、どうしても相性というものは存在します。

女性の職人がいる会社

営業と同様ですが、まだまだ圧倒的に女性の営業担当は少ないです。ですが最近では重機を運転する女性の方がいらっしゃいます。手で壊す解体であれば確かに男性のほうが、力があって作業スピードに差が出てくるかもしれませんが、重機を操るのでそこは問題ではありません。解体工事中は営業さんも付きっきりではないので、周囲の住民からすればなにかあっても直接言えないこともあるかも知れません。現場に女性がいれば雰囲気も少し違ってみえるなどの良い影響も考えられます。

まとめ

どうしてもごつくて怖いイメージを抱かれることが多い解体業界です。

お立会い時や、契約前などに怖い思いや嫌な思いをしたというご相談を頂きます。そのような体制の古い会社はまだ存在しているようです。人手不足も叫ばれている解体業界では、新規採用もとてもハードルが高くて、皆さん苦労されているところです。そんな状況でも女性の従業員を確保できているということは、とても会社としてもしっかり組織できているのだと判断することができるはずです。それ故女性の営業担当者や職人さんがいる会社は「いい業者」だと見極めるポイントにもなってくるのです。

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