「また不法投棄が…。」

また不法投棄が…。

2010年12月22日

日常的に起こっている社会問題

先日、茨城県鹿嶋市の山林で大量の汚泥が不法投棄された事件で、大手ゴム製造会社の本社と仙台工場に廃棄物処理法(委託基準)違反の疑いで家宅捜索が入りました。

そこで鹿嶋市が全国から不法投棄の標的にされている実情が浮かび上がり、ばいじんの混ざった汚泥を無許可の中間処理業者に委託した疑いがあるとしているようです。

不法投棄された現場は、鹿嶋市内から鉾田市に向かう山林。

不法投棄は07年5月ごろから始まり、その投棄量は約10万立方メートルにのぼるというのです!

企業のコンプライアンス(法令遵守)が問われて久しい昨今なのですが、まだこんな事件が起こってしまっています。

おそらく中間処理業者への管理不行きとどきが原因なのでしょうが、結果として自社の利益のみを優先するというとても利己的な考えには憤りを感じます。

このように不法投棄は私達が思っている以上にまだまだ日常的に起こっています。

正直に言って、もっと監視、巡回、規制を徹底して厳しくしないと不法投棄はなくならないでしょう。

「企業の社会的責任」「コンプライアンス重視」

こんな言葉とはかけ離れた業者さんは残念ながらいるのが現実です。

早いもので今年も残りわずかとなりましたが、来年はこのようなニュースが少しでも減る事を願います。