コロナ禍の今、解体するのは正解?不正解?

解体をご検討される方なら解体費用をできるだけ抑えたい!と考える人は少なくありません。

世の中では新型コロナウイルスによって、解体業界も少なからず影響が出ています。しかし、これは解体を必要としているお施主さんにとっては逆にチャンスかも知れないのです。なぜ今解体工事をするのがチャンスかもしれないか説明するには、解体工事費用が高くなってしまう時期をお伝えしなければいけません。

先読み!この記事の結論

  • 解体業界は通常通り営業している
  • 大手建設会社は営業を見合わせている
  • 決まっていた工事も延期になっている
  • それでも業者選びは慎重に!

<目次>

  • 解体の狙い目は閑散期
  • コロナ禍の今、解体工事のチャンス
  • 業者選びは慎重に

解体の狙い目は閑散期

解体工事の業界にも繁忙期というものは存在します。解体工事の依頼が集中しスケジュールがずっと詰まっていて、現場をいくつも抱えている状態がこの繁忙期にあたります。こういった繁忙期に解体工事を依頼しても、業者はなかなか値引きなどをしてくれません。値引きをしなくても、工事の発注が多ければスケジュールは埋まっていくからです。

特に、建て替えや解体後に土地売却などをするような場合、新築の着工やスケジュールや土地の引き渡しのなど、ある程度期限などが決められている際にはどうしても期限内に工事を終了させなければいけません。特に値引きをしなくても解体工事の受注がほかにもあれば、それに応じる必要もないわけですから交渉は難しいです。金額に拘って他にも当たっている間に、意中の業者のスケジュールが埋まってしまえば期間内に工事が終えられない、という事態になってしまいます。

先にお伝えした解体工事の繁忙期があるように、反対に閑散期もやはり存在します。繁忙期以外の時期でそれなりに受注がある時期も除けば、1か月先の予定が入っていないというような時期も出てきてしまいます。

工事が無くても職人さんやスタッフの人件費は必要になりますので、何としても受注が欲しいのです。そんな時期に工事の依頼があれば是が非でも受注をしようと思うわけなので、交渉次第では多少の値引きにも応じてくれるケースが多くなるのです。解体工事費を少しでも抑えるために、閑散期を狙うのが賢明なのです。

コロナ禍の今、解体工事のチャンス

世の中がコロナ禍の今、解体業界も徐々にスケジュールが空いてくるようになってきています。理由の一つとしては、建築会社やハウスメーカーの新築着工件数が減ってきたりしています。またその影響で上記が元請けになっていた解体工事も同じく減ってきたりもしています。今後も少しその状況が続く可能性があるのです。すると解体業者は予定していたスケジュールが空いてしまい、先に述べたように解体業者が工事を受注したい状態になってくることが予想されます。実際に一部からはそういったお声も聞こえてきています。

現状解体業界は通常通り営業していますが、受注が減ってくる、今が解体される方にとってはチャンスなのです。

ただ、いくらこれから閑散期に入っていくかもしれないとは言ってもそれを知った施主さんがどんどん駆け込みで工事発注をしてくることも考えられるのでそうなれば結局、短期間で依頼が集中してしまうと局地的に繁忙期のようになってしまうので、そうなる前に解体をしてしまうのがオススメです。

かといって、急ぐあまりによく検討せずに業者を決めて発注して安かろう悪かろうのトラブルに遭わないようにしてください。今が稼ぎ時と、普段解体工事をしていない業者も参入してきているかもしれません。とても安い金額で引き受けて、廃材を適正に処分せず不法投棄しているかもしれません。

業者選びは慎重に

安全に安心して安価な業者をしっかり選択することが、解体工事の決め手です。もし業者選びにお困りでしたら解体サポートまでお気軽にご連絡ください。

繁忙期以外の時期でそれなりに受注がある時期も除けば、1か月先の予定が入っていないというような時期も出てきてしまいます。工事が無くても職人さんやスタッフの人件費は必要になりますので、何としても受注が欲しいのです。そんな時期に工事の依頼があれば是が非でも受注をしようと思うわけなので、交渉次第では多少の値引きにも応じてくれるケールが多くなるのです。

値引き金額については業者によりますが、必ず相見積もりをする必要はあるでしょう。その金額をもって適正かどうかの判断ができ、さらに交渉の材料にできるからです。もちろん繁忙期も閑散期でも丁寧な対応は比較材料になるので、ぜひ検討してください。

まとめ

現在、コロナ禍が長く続いている状況ではありますが、いままで解体工事の検討、または控えていた人たちが実際に解体工事施工まで行動を移し始めていくと、いつもと変わらない状況になってしまう事が予想されますので早め早めにお見積りを取っていくことをお勧めいたします。

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