棹(さお)

箪笥や長持などを数える際に用いられる単位。 木造家屋を解体する場合、箪笥など木製の家具は(少量であれば)無料で処分してくれる場合が多いです。

耐震基準

建築基準法に定められる設計基準の一つで、建築物が地震に耐える事のできる構造上の基準。昭和56年に耐震基準が抜本的に大幅に見直され、昭和56年5月31日までの基準が「旧耐震基準」と呼ばれ、それ以降のものが「新耐震基準」と呼 […]

セットバック

二項道路に接している敷地で、道路の境界線を後退させることをいいます。セットバックした部分は道路と見なされるので、その部分に建物を建築することはできません。従って、敷地面積に含めることもできません。 ※関連用語⇒二項道路( […]

湿潤化(しつじゅんか)

石綿を含む建材を除去する作業を行う場合は、「可能な限り原形のまま手ばらし解体」が原則です。それが厳しい場合は石綿の飛散防止(十分に湿潤化し、集塵しながら作業すること)が求められます。湿潤化は基本的に散水や薬剤の散布等によ […]

事前調査

石綿障害予防規則により、事業者(解体業者)は解体作業等を行う前に、あらかじめ石綿(アスベスト)及び石綿を0.1%を超えて含有するもの使用の有無を目視等により調査して、その結果の記録・結果の概要等を掲示することが義務づけれ […]

スレート

屋根に葺くのに使われていたり、内、外装などに使用されている石質の薄い板のことです。粘板岩を薄くはいだ天然スレートと、人工の石綿スレートなどがあります。

スケルトン

一般的に内装解体工事で使われる「スケルトン」とは、内装設備が何もない躯体のみの状態のことです。テナントを返却する際には「スケルトン返却」という条件が一般的ですが、大家さんに工事内容(返却条件)を事前に確認しておく事が大切 […]

諸経費(しょけいひ)

解体工事の見積もり書に記載される事が多い項目。諸経費の内訳は解体業者さんによってまちまちですので一概には言えませんが、一般的には現場管理費(現場監督が工程の進捗や安全管理をする費用)、書類作成費(建設リサイクル法の届出申 […]

重機回送(じゅうきかいそう)

解体業者の置き場(ダンプ、重機、資材などの保管場所)から現場まで、解体工事をする際に使う解体重機を大型車や専用の回送車に積載して運搬すること。 重機回送費はその回送する距離や重機の大きさによって違ってきますので一概には言 […]

重機(じゅうき)

ユンボやパワーショベルなど、解体・建設・掘削などのための動力機械の総称。 解体工事ではこの重機が入るか入らないかで費用が大きく変わってきます。 ※関連用語⇒重機回送

残置物(ざんちぶつ)

文字通り、建物の内外に残して置いてある家財品などの事。建物解体の見積もり時に残置物の確認ができない場合は、見積もり除外項目として「残置物別途」と記載される事が一般的です。 ※関連用語⇒不用品処分について

産業廃棄物(さんぎょうはいきぶつ)

解体工事で出た廃材はすべてこれに該当します。木材、コンクリート、廃プラスチック、混合廃棄物などの種類によってその処分価格がは大きく異なります。産業廃棄物の処理費用は解体工事費用総額の3~4割近くを占めるケースが多く、また […]

サイディング

主に外壁材などに使われる耐水・対候性のある板。平成16年以前のものは非飛散性アスベストが含有されてる可能性が高いとされていますので、現時点で解体をお考えの建物の外壁にサイディングが使用されている建物には、ほとんど使用され […]

除却(じょきゃく)

有形固定資産を取り壊すこと。解体と同意語ですが、主に各自治体から出される情報などでは「解体」ではなく、「除却」と使われる事が多いようです。

浄化槽

解体した際に、地中から浄化槽が出てきた場合、その撤去費用として料金が追加されます。浄化槽とは、トイレの排水や台所、洗濯、風呂などの生活雑排水を処理し、きれいな水にして放流する設備です。近年製造されるものの殆どがプラスチッ […]